肌が触れあう「コアラ抱っこ」の大切さ

対面の自然な抱っこが心と体を育てます
親子が向き合う対面のM字姿勢の抱っこは「コアラ抱っこ」といわれ、赤ちゃんの健康的な股関節の発達を促す最良の方法であると科学的根拠によって実証されています。
この「コアラ抱っこ」の姿勢は、股関節脱臼の予防にとどまらず、赤ちゃんが積極的に体を動かして抱っこに協力するために筋肉の活動を促進し、体幹と脚と腹部の筋肉を成長させます。親子の絆を深め、過度な刺激を減らします赤ちゃんは日々新しい経験の連続で時には圧倒されることもありますが、対面抱っこで親の反応を確かめ、親と密接な身体的接触があることでストレスを軽減します。
スキンシップ、アイコンタクト、触れ合いながらの昼寝、要求に応じての即座の対応はすべてが親子の絆と愛着を深めるものです。
ベビーウェアリング(抱っことおんぶ)は、人本来の自然な行為で赤ちゃんが泣くのを減らし、過剰な刺激を防ぎます。
乳幼児は外部からの刺激を自ら遮断することができないため、安全な場所(親の胸元)を探して休息し、自己調節を行います。対面のコアラ抱っここそ最良の抱っこです。

絆を深め、過度な刺激を減らすのに最適
親子がお互いの視界にいるコアラ抱っここそ、乳幼児を抱っこするときに最も自然で安心で快適だということを知ってください。
対面の抱っこで自然にカーブした背中を広く抱っこ紐で支えることで、赤ちゃんは頭を胸に預け、頭と首をサポートします。M字姿勢は膝から膝までを均等に支えるので、深く快適な座り心地です。
しかし、赤ちゃんにとって快適なだけではなく、赤ちゃんの重心が親の身体に密着して重心が一つになるため、親の負担が最適に分散され、背中や肩への負担は対面ではない抱っこの場合と比較できないほど大きく軽減されます。人は本来の抱っこの姿勢で自然に豊かに育ちます。

